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COLUMN

コラム

皮膚科と女医

はじめまして。医師のハムスケです🐹
今回は「皮膚科と女医」というテーマでブログを書かせていただきます。

医師における女性の割合は数十年前と比べると大きく増加しています。中でも皮膚科は今も昔も変わらず女性医師の割合が多い診療科です。それはなぜか。私個人の意見を基に考察してみました。

①皮膚科学、美容皮膚科学の発展
皮膚は人体最大の臓器でありますので、その疾患も多種多様です。
感染症や、薄毛、多汗症、膠原病、中には内科的疾患が皮膚の症状として出てくることもあります。

そしてニキビやイボ、湿疹など誰もが一度は経験するような有病率の高い疾患も数多くあり、他人から見えてしまうことで悩まれる方も多いのではないでしょうか。
特に皮膚科学や皮膚科の医療機器の進歩が速くなってきた最近では、皮膚科で治療できる皮膚疾患の幅が広がりました。
これは女性に限った話ではもちろんありませんが、実際に自分自身の経験などを踏まえて、皮膚科学の発展や美容技術に興味を持って皮膚科医師をめざす人が増えている感じがします。
その中でも美容医療は今、次から次へと新しい知識や機器が更新されています。
患者様が最大に輝けるよう、最新の美容医学を駆使してお手伝いしたいと思う女性医師も多いでしょう。

②女性医師の方が安心する
皮膚科は目で見るだけで診断すると思われることが多いですが実は触った感触だったり、顕微鏡の検査、時には臭いも、診断のためにはとても大切になってきます。
こういった診察は女性同士(男性同士も然りですが)の方が相談しやすいと仰る患者様も多いです。
また時には、小さなお子様も女性医師の方が怖がることなく診察できる事もあります。
ごとう皮フ科でも受付で女性医師を指定することができますので、必要な時には安心して指定してくださいね。

またクリニックに通われている患者様は直接関わる機会が少ないですが、日々皮膚科学の研究をされてる医師の中にも女性がたくさんおられます。患者様に提供できる医療があるのは、そういった先生方のお陰だと日々感謝しております。

P.S.写真は、先日神戸の勉強会へ行った時に撮りました📷✨