2024.06.17
第123回日本皮膚科学会総会に参加しました。
こんにちは、医師の高橋薫子です。
早いもので皮膚科専門医を取得して約20年、ごとう皮フ科クリニックで勤務して約10年が経過しました♪
先日、2024.6.6(木)~6.9(日)京都で開催された第123回日本皮膚科学会総会に参加してきました🤓
この学会は年1回開催され、全国の皮膚科医が集まる皮膚科の中で1番大きな学会で、皮膚疾患全般にわたるテーマが取り上げられます。 興味あるセッションが沢山あり、どれを選ぶか迷いましたが、アトピー性皮膚炎、脱毛症、ニキビ、酒さ、食物アレルギー、蕁麻疹、しみなどについて勉強してきました✨
アトピー性皮膚炎では、従来の治療を一定期間実施して十分な効果が得られない中等症以上の人に対して、2018年以降、生物学的製剤などの新規全身治療薬や、新しい外用薬が次々に増えてきました。 それらの薬剤の使い分け、長所と短所、治療の工夫、最適な使用方法などについて、脱毛症では、多彩な脱毛症を診断する際のポイントや、JAK阻害剤など、重症で難治性の円形脱毛症に対する新しい治療薬について、ニキビや酒さにおいては、海外で導入されている最新治療薬について、他の疾患についても多くの最新の知見を得ることができました。 これからも常に最新の医療知識と技術を取り入れ、患者様の治療に役立てていきたいと思います❗