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リンゴ病は正式には伝染性紅斑と言います。
パルボウイルスB19というウイルスによる感染症であり、ほほの赤みが特徴的な症状の一つです。
中学生くらいまでに感染することが多いですが、大人も感染することがあります。
飛沫で感染し、潜伏期は1~2週間、最初に微熱や関節痛、頭痛などが現れ、そのころに感染することがあります。その後、顔や腕、足に皮疹が出て初めて診断がつきます。
顔の症状は出ないこともあり、皮膚科では腕や足の皮疹から診断することが多いです。
ほとんど軽い症状ですが、5〜15%では症状が重く出る場合もあります。基本的に皮疹が出てくるころには感染力はないので熱がなければ学校などに行くのは問題ありません。
リンゴ病の最大の注意点は妊娠中の母親へ感染することです。
胎児水腫や流産などの原因になり、特に妊娠初期の3ヶ月以内はリスクが高く、流産率は19%程度まで上がります。お子さまがリンゴ病に感染したら母親は血液検査を行い、パルボウイルスB19に対する抗体を持っているかを確認し、抗体を持っていない場合は感染した時に備える必要があります。
もう一つの注意点はリンゴ病に感染した後に膠原病を発症することがあることです。特に中学生以降の女性が感染した場合は注意が必要で、膠原病の症状の発症に注意しながら血液検査で膠原病の体質か確認をする場合もあります。