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当院では、あせもや、あせものより(あせもが悪化した、赤いおでき)の治療にも対応しています。お子さまのあせもでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
汗をたくさんかいた後に、汗を排出する管が詰まってしまうとあせも(汗疹)ができます。
の3つのタイプがあります。
子どもも大人も汗腺の数はほぼ同じなので、子どもは汗腺が密集して存在していることになります。また、乾燥やアトピー性皮膚炎などでバリア機能が低下しているので皮膚のトラブルを起こしやすいこと、子どもは代謝が活発で一度にたくさんの汗をかきやすいことから、大人に比べてあせもができやすいです。
あせもにはよく効く塗り薬がありますので、できてしまってもすぐ治すことができますが、かゆみで皮膚を搔いた部分に細菌が感染するとすぐとびひになってしまいます。
また予防できるように、しっかり保湿し、汗をかいたらこまめにふき取ったり、シャワーを浴びたりすることであせもができにくい肌環境を作ってあげることが大切です。
あせもが治らないまま、こじらせた状態でブドウ球菌が感染すると膿をもった赤いおできができるようになります。これをあせものより(乳児多発性汗腺膿瘍)と言います。
症状としては、リンパ節の腫れ、痛み、発熱などがみられます。主に夏の時期の乳幼児に発症し、顔や首、背中、お尻などに現れます。
治療は抗菌薬の内服および外用、お子さまに対してはできるだけ避けたいですが重症の場合には膿瘍を切開排膿が必要になる場合もあります。